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ビットコイン(Bitcoin)用語集 ビットコインの基礎用語


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ビットコイン(Bitcoin)用語集 ビットコインの基礎用語

51%攻撃
51%攻撃とは悪意のあるグループまたは個人により、ネットワーク全体の採掘速度の51%(50%以上)を支配し、不正な取引を行うことです。一人のノードが全体が持つ計算量の過半数を支配し(1)不正な取引の正当化 (2) 正当な取引の拒否 (3) 採掘の独占を行うことが可能となります。

現在 51%攻撃に対する有効な対策はありません。

攻撃者は 51%攻撃を行ったとしても期待値以上の利益を得ることがないことを知っているためノードは 51%攻撃を行わないと考えられています。51%攻撃の脅威により、ビットコインの安全性が確保できないため、ビットコインの価値が下がる。攻撃者は価値が下がったビットコインを不正に得ても利益につながらないので攻撃は行われないとされているからです。

かつ通常、50%以上の採掘速度を確保するのは非常に高コストであるため、現実的には難しいとされています。然しながら2013年12月には、Ghash.ioというビットコインのマイニングプールの採掘速度が50%を超えそうになり、この51%攻撃が大きな話題となってビットコインの値も下がりました。


ASIC
ASICとはApplication Specific Integrated Circuitの略で特定用途向け集積回路を指します。電子部品の種別の1つで、特定の用途向けに複数機能の回路を1つにまとめた集積回路の総称です。通常は「エーシック」と発音され、表記する場合は日本でも「ASIC」です。

Bitcoinのマイニングには専用ASICを束ねたマシンまでも投入されており、一般に使われているPCやGPUでは、電気代さえ回収できないというのが現状です。またASICは単独では動きません。動かす為にはノートPCなどが必要です。


Base58
Base58とはバイナリデータを文字列で表現するフォーマットです。Base64というのはWebの世界では有名ですが、それと同じようにバイナリデータを58種類の文字で表現するフォーマットです。Base64との違いはl(小文字:エル)と1(数字:いち)のように間違えやすい文字を除外していることです。例えば小文字のエルは使用できません。

使用可能な文字は
123456789ABCDEFGHJKLMNPQRSTUVWXYZabcdefghijkmnopqrstuvwxyzです


bitWire
メールアドレスの指定でビットコインが送付できるサービスです。支払いに。 友達に。 面倒なビットコインアドレス入力不要。


Block Height
Block Height(ブロックの高さ)とは、ジェネシスブロックを 0 とした時にそのブロックが何番目のブロックにあたるかということを指します。ブロックはおおよそ 10 分間に 1 回できるので、最新のブロックの高さ×10分でビットコインが生まれてからのおおよその経過時間が分かります。


BTC(ビーティーシー)
BTCとは、ビットコインの通貨単位です。1BTC、0.023BTCというように使用します。2015年10月現在のレートでおよそ1BTC=35,000円です。XBTという単位はBTCと同じ意味で使用されます。ビットコインの最小単位は0.00000001BTCで、これは考案者の名前より特別に1satoshiと呼ばれます。

なおビットコインは2009年の登場より大きく価格が上昇したため、1BTCの価格が大きく利用しづらいといった問題があります。
これを補うために1mBTC(ミリ)0.001BTCや1μBTC(マイクロ)0.000001BTCなどの補助単位があります。


chainFlyer
chainFlyerはビットコインの仕組みをわかりやすく視覚化したサービスです。ビットコインの取引をリアルタイムで表示しています。
ビジュアル化すると、ビットコインの活発な動きがよくわかります。


fundFlyer
fundFlyerでは芸術、発明品、ソフトウェア開発、イベント、防災、政治活動など幅広い分野の「プロジェクト」を実行するのに必要な資金を、従来の「通貨」で資金を集めるプラットフォームとは異なる、ビットコインという「価値を持つ電磁的記録」で集めます。
fundFlyerは購入型のクラウドファンディングです。

金銭的なリターンではなく、新たな体験やサービス、モノなどプロジェクト毎に異なるリターン(=以下ギフト)を得ることができます。実際にプロジェクトオーナーが作ったモノやサービスと触れ合ったり、プロジェクトオーナーとのつながりができたりすることによって長期的な関係作りやコミュニティ作りも可能です。※fundFlyerをご利用のためにはbitflyer(ビットフライヤー)アカウントが必要になります。


mBTC
1BTCの1/1,000の単位です。 1 BTC = 1,000 mBTC = 100,000,000 satoshi です。


Satoshi(サトシ)
Satoshiとは、ビットコインの最小の通貨単位のことです。0.00000001BTC=1Satoshiとなります。ビットコインの技術論文の著者である中本哲史氏の名が由来です。使用例:1BTC=30,000円 の場合、1Satoshi= 0.0003円です。

なおビットコインのプロトコル上では数量はSatoshi単位で取り扱われます。主要なAPIもSatoshiで表示することが多いので桁を間違えないように気をつける必要があります。1Satoshi以下の単位も将来の改変によって扱えるようになる可能性があります。なお546Satoshi以下の支払いはdustと呼ばれ通常は承認されません。


SHA-256
SHA-256は米国のNISTが定めた標準のハッシュ関数のことです。ビットコインで使用されるハッシュは SHA-256 と RIPEMD-160 です。これらのハッシュはGPUで計算するのに向いており、後発のアルトコインではScrypt系のハッシュを使うことで普通のPCでも採掘しやすいように工夫しているものも多いです。

SHA-256は当初はCPUで計算を行っていたが、GPUを使って並列に計算するGPUマイニングに移行し、続いて、FPGAでこの計算を行うFPGAマイニングが主流になりました。しかし、この論理を実行するASICを作れば、消費電力が少なく、高速で演算ができることから、現在では、専用のASICを使うASICマイニングが主流となっています。


Transaction fee
通常、取引所等が送金仲介手数料等として徴収する手数料ではなく、ビットコインの取引そのものにかかる手数料のことを指します。
ビットコインでは、取引手数料は採掘者へ報酬として支払われます。採掘者はすなわち取引の承認者なのでいなくなると取引ができなくなってしまいますが、将来コインの発行上限に達しても、この取引手数料が採掘の動機となり、採掘者がいなくならない仕組みになっています。


TxIn
TxInとはトランザクションのなかの支払元に相当する部分です。
ビットコインでは転々流通される取引の連鎖関係をすべて検証可能にする取引記録の記述様式が採用されています。
その基本構造は、複数の入金と複数の出金を表すインプット(TxIn)とアウトプット(TxOut)から構成されています。
TxInに指定したコインは送金者による電子署名が必要で、「このインプットから入手したビットコインを使用してもかまいません」という送金者の意思の表明になります。


TxOut
TxOutとはトランザクションのなかの出金先に相当する部分です。ビットコインでは転々流通される取引の連鎖関係をすべて検証可能にする取引記録の記述様式が採用されています。その基本構造は、複数の入金と複数の出金を表すインプット(TxIn)とアウトプット(TxOut)から構成されています。TxOutは「このアドレスにこの金額を送金してください」という意思の表明になります。

またTxInの合計とTxOutの合計は一致しなければならない(手数料以外)のでおつりを自分自身のアドレスに支払う必要があります。


XBT
ビットコインの通貨単位のことです。BTCが一般的ですが、XBTという単位も使用されることがあります。由来はISO 4217で特定の国籍に依存しない場合に先頭にXを付けることからきています。


暗号通貨
暗号通貨とは、セキュリティ対策として暗号技術が利用されている通貨です。Virtual Currencyとも価値記録とも呼ばれます。公開鍵暗号、ハッシュ、その双方を用いた電子署名等の技術が利用されています。暗号通貨の対義語として法定通貨があげられることが多いです。

法定通貨は日本円や米ドルなど法律で価値が保証された通貨です。法定通貨はFIAT通貨とも呼ばれます。電子マネーなどの第三者式支払手段は暗号通貨に含まれません。


ウェブウォレット
ビットコインの財布には、デスクトップウォレット(PC上の財布)、ウェブウォレット(Web上の財布)、モバイルウォレット(スマートフォン上の財布)、ペーパーウォレット(紙に印刷された財布)、ハードウェアウォレット(専用財布端末)等の様々な形式があります。

Webウォレットは口座開設・設定が簡単でどのコンピュータからもアクセスが出来るのが長所です。しかし、基本的にセキュリティ面はサイト管理者に一任されるため、信用できるサイトを選ぶことが重要です。第三者にサイトがハッキングされる恐れもありますので、大量のビットコインを管理するのにはおすすめしません。


ウォレット
ウォレットは秘密鍵を持つ(つまり自分の)ビットコインアドレスをまとめたものです。
ウォレットサービスごとに詳細は違いますが、受け取り用のアドレスを複数個用意したり、おつり用のアドレスをそのつど生成したりするので複数のアドレスをひとつのウォレットとして扱うことが出来ます。
なおビットコインのプロトコルレベルではウォレットの概念は存在しません。あくまでもビットコインアドレスが最小単位となり、ウォレットはアドレスを便利に管理するために考えられた実装です。
事業者によってはビットコインの自社アカウントをウォレットと呼ぶこともあり、定義は曖昧です。

エスクロー
エスクローとは、取引の安全性を保証する仲介サービスのことです。
エスクローサービス事業者は売り手と買い手の間に入り、買い手から購入代金を預かり、売り手が買い手に商品を配送するのを待つ。
配達が完了したことを確認すると、購入代金を売り手に送金する。
買い手は、売り手から商品が届かなかったり、届いた商品が取引内容と異なる場合には、取引を破棄して事業者から返金を受けることができます。
売り手は、買い手が事業者に入金したことを確認してから配送できるため、代金を取り損ねることがありません。
ビットコインのマルチシグネチャ技術を活用すれば売買当事者同士でエスクローを行うことも可能です。

仮想通貨
仮想通貨とは、インターネットを通じて不特定多数の間で物品やサービスの対価に使用でき、中央銀行などの公的な発行主体や管理者が存在せず専門の取引所を介して円やドル・ユーロ・人民元などの通貨と交換できます。
仮想通貨の種類は600種類以上あるといわれています。

資金決済に関する法律 第二条 5による定義:
この法律において「仮想通貨」とは、次に掲げるものをいう。
一 物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値(電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。)であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
二 不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの

価値記録
価値記録とは、価値を持つ電磁的記録の意。通貨でも、物でもない、新たな分類に属するものです。
出資法(預り金規制)、銀行法(為替取引)・資金決済法、犯罪収益移転防止法に該当しません。
健全な価値記録取引環境を創造することを目的として一般社団法人日本価値記録事業者協会(JADA:ジェイダ)という事業者団体が活動しています。

コールド・ストレージ
コールド・ストレージはコールド・ウォレットとも呼ばれ、もっとも高いレベルのセキュリティを持つビットコインの保管方法です。
ビットコイン・ウォレットをネットワークにつながっていない、安全なところに保管することを指します。
セキュリティの脆弱性からあなたの保管しているビットコインなどの価値記録を守ることができます。またバックアップと暗号化を組み合わせて利用することをお勧めします。
インターネットにつながっていないため、ハッキング等の観点からは安全なものの、物理的な保管に気をつける必要があります。

署名
署名 とは、所有者であることを証明する数学的なメカニズムです。
ブロックチェーン上にはビットコイン所有者の「署名」が記録されており、署名が一致する場合だけ所有者が書き換えられる仕組みが採られています。
もしも、誰かがブロックチェーンにウソの署名を使ってウソの取引内容を記録しようとしても、署名が一致しない場合には、内容は書き換えられません。
そして、このブロックチェーンへの署名行為は、秘密鍵を持つ者だけが行うことができるという仕組みになっています。
つまり、秘密鍵を持つ者だけがブロックチェーンの書き換えを行えるということ、すなわちビットコインを他人に送信できます。
さらに、ビットコインの秘密鍵を持っていることがビットコインを保有するという事を意味しており、秘密鍵を持っているという事実だけがビットコイン所有者であることを証明しています。

シルクロード
Silk Road(シルクロード)は2011年2月にDeep Web上に作られたマーケットプレイスです。
通常のインターネットからはアクセスできず、Torのみを通じて利用でき、2013年7月まで約96万人の登録ユーザーを保有していました。
ウェブサイトはマリファナ、LSD、ヘロイン、コカインなども含めた禁止薬物や銃、流出クレジットカード情報などを取引し、唯一の決算手段としてビットコインが使われていました。
2013年10月に創設者と考えられている Ross William UlbrichtはFBIに逮捕されました。
それと同時にシルクロード自体もFBIにより閉鎖され、Ulbrichtが保有していたとされる144,000BTC(当時のレートで28億円程度)もFBIに回収されました。
2015年11月、押収されたビットコインの最後のオークションが開催されました。

スパム
スパムとは受信者の意向を無視して、無差別かつ大量に一括して送信される、電子メールを主としたメッセージのことです。
ビットコインにおいては、ストレステストと言われるような大量の小さなトランザクションで占めることを言います。

0承認
0承認(ゼロコンファメーション)とは取引(トランザクション)がまだどのブロックにも属していない状態を言います。
通常のトランザクションを0承認で受け入れた場合、二重支払いの可能性が潜在します。二重支払いとは、あるビットコインをAに送信した後、即座に同じビットコインをBにより多くの手数料で送信すると、Aに送信したビットコインが承認されるより速く、Bが承認されることになります。
その結果Aの受け取った(はず)のビットコインは2重支払いということになり、その後永久に承認されることはありません。
そのため、0承認の状態の入金から送られてきたコインは承認を得るまで信用しないほうが賢明です。

デフレーション
一般的にデフレーションとは、経済全体の財やサービスの価格(物価)が継続的に下落する現象で、貨幣価値の上昇を意味します。
ビットコインの発行量は年を減るごとに低減していく為、もしビットコインを使う人間が増えていけば、発行量に上限のあるビットコインの価値は上がると思われます。ビットコインはデフレ期待によりビットコイン・ネットワークの安全性を向上させるという自己完結的なシステムです。

電子マネー
電子マネーとは、紙幣や硬貨を使わないで、電子的に(=データのやりとりで)決済を実現する手段の事です。
主に前払式支払手段として認知されており、オンラインで決済を実行するタイプもあれば、最近主力になりつつある非接触型の決済方法もあります。電車に乗るときや、コンビニでの支払いに利用するものです。
ビットコインと電子マネーは異なるものです。主な違いは以下です。
管理・発行:電子マネーは発行・管理元がある。ビットコインはない。
新規発行:電子マネーは、現金を預託することで対価として発行される。ビットコインは、採掘(マイニング)というビットコインネットワークへの協力行為の対価として発行される。
流通:電子マネーを受け取った場合、第三者への支払には使えない。
当該電子マネーの発行元で換金する必要がある。ビットコインは受取、支払ができ流通する。
システム:電子マネーは採用事業者(鉄道会社やキャリア、小売事業者)ネットワーク内でしか利用できない。
ビットコインはインターネットに接続していれば誰でも利用できる。

トランザクション
ビットコインのトランザクション(取引)は複数のTxIn(支払元)と複数のTxOut(支払先)によって構成されます。
すべてのTxInは秘密鍵によって署名する必要があります。そしてTxInの合計数量とTxOutの合計数量の差が手数料と呼ばれ、ブロック生成時に採掘者が手に入れます。
TxInにはアドレスも数量も書いておらず、支払いもとのコインを入手したトランザクション(ハッシュ)とそのトランザクション内のTxOutの何番目かのインデックスしか書かれていません。
そのためTxInの合計数量を計算するには1億以上あるトランザクションから対象となるトランザクションを取り出さなくてはなりません。
ビットコインデーモンを新たに作成する場合一番苦労する点でしょう。
さらにその支払い元のコインが2重払いになっているかを判定するためには工夫を要します。

中本哲史
中本哲史とは、2009年にビットコインのアイデアをネット上に発表、ビットコインプロトコルと参照ソフトウェア Bitcoin-Qt を作ったことで知られる人物の称する氏名です。当該人物の正体は不明です。
bitflyer(ビットフライヤー)では、2015年のエイプリルフールに「ビットコインの生みの親、ナカモトサトシ氏あらわる」と題したジョーク記事を発表しました。

ノード
ビットコイン・ネットワークに参加しているプログラム一つ一つのことです。さらにマイニングを主体とするノード、ウォレット機能を主体とするノード、軽量化ウォレット(SPV)機能を主体とするノードなどの種類があります。

ビットコイン
ビットコインは仮想通貨(価値記録)です。
仮想通貨ですが実際に価値を持っており、金に近い性質だと言われております。中央銀行や特定の企業のような発行体が無いのが特徴です。
価値の源泉は人々の信用のみで、多くの人が価値があると信じているから価値が生まれます。
ビットコインはプログラム上で新規発行されます。
上限は約2100万BTCと決まっており、改変することは不可能です。(厳密には大多数のマイナーが同意を得れば変更可能。)
上限が設定されているのはインフレを防ぐためであり、勝手に発行することはできず、新規発行のスピードも予めプログラムされています。
Bitcoinはビットコインの概念、プロトコル、取引ネットワーク全体を示す単語です。
bitcoinはビットコインという通貨自体を示す単語です。

ビットコイン・コア
Bitcoinの公式クライアントです。以前のバージョンはは利用する為にインストール後数時間~1日以上かけてすべてのブロックチェーン(取引履歴)をダウンロードする必要がありましたが、0.10.0バージョンでブロックチェーンデータのヘッダーのみを先にダウンロードすることで、同期に掛かる時間が8000分の1にまで短縮されました。
また取引手数料が調整可能になり、取引手数料を多めに支払うことで取引の承認までの速度と確実性を得られ、承認に時間がかかっても良い場合は取引手数料を節約できるようになりました。

ビットコインアドレス
ビットコインアドレスとは、ビットコインを利用するに当たっての「口座番号」のようなものです。ビットコインアドレスは、1または3から始まる27~34文字の英数字からなっており、公開鍵から生成されます。
ビットコインを送付する際には送付先のビットコインアドレスを指定します。また送付もとのビットコインアドレスの秘密鍵を保持していないと送付することが出来ません。
ビットコインアドレスの例:1BitQEtcoxAnViwUYX9k6KupmmsEfWrGnr
標準のビットコインアドレスは1で始まり、よりセキュリティーの高いマルチシグアドレスは3で始まります。
bitflyer(ビットフライヤー)ではマルチシグアドレスを無料で手に入れることができます。
なおビットコインアドレスはBase58と呼ばれるフォーマットになっています。Base64というのはWebの世界では有名ですが、それと同じようにバイナリデータを58文字で表現するフォーマットです。
Base64との違いはl(小文字:エル)と1(数字:いち)のように間違えやすい文字を除外していることです。例えば小文字のエルは使用できません。
ビットコインアドレスから公開鍵(秘密鍵)を知るすべはないので極端な例としては秘密鍵なしでもビットコインアドレスを作成できます。
例えば次のようなビットコインアドレスも有効です。
1BitCoinDescriptionAddressadTvGDH
このビットコインアドレスに実際に支払うことが出きます。(誰もこのビットコインアドレスの秘密鍵を持っていないので二度と取り出せませんが)

ビットコイン監査ツール
ブロックチェーン視覚化ツールchainFlyerに備わっている、対象となるビットコインアドレス及び日時を設定すると、その時点の残高が結果として表示される機能です。
過去のビットコイン残高を調べたいときに是非ご活用下さい。

ビットコインホワイトペーパー
ビットコインホワイトペーパーとは、2008年10月31日にSatoshi Nakamotoと名乗る人物により公開されたビットコインのおおまかな仕組みが書かれた論文です。
原文は英語で、タイトルは「Bitcoin : A Peer-to-Peer Electronic Cash System」です。多くの方が長大な論文を想像するかもしれませんが、注釈を含めても 9 ページしかない論文です。
金融機関などの第三者を通さず低コストで取引できる電子マネーのアイデア。中央にサーバーを置かず、ネットワークで接続された端末同士でデータをやり取りするピア・ツー・ピア(P2P)という仕組みを使い、プルーフ・オブ・ワークにより取引情報の改ざんを実質的に不可能にする仕組みについて説明されています。
ご興味のある方は以下のリンクより原文を是非読んでみてください。https://bitcoin.org/bitcoin.pdf

ブロック
ブロックは取引をまとめたもので採掘(マイニング)の単位でもあります。
取引はブロックに含まれることで承認を得ます。
したがってまだどのブロックにも属していない取引は未承認とみなされます。1ブロック当たりの最大データサイズは現在1MBで、将来8MBにするか20MBにするかの議論がなされています。
利用者にとってはサイズは大きい方がビットコインの送付スピードが早くなり便利ですが、採掘者(マイナー)にとって送付速度はある程度遅くないと追加手数料を得ることができません。
約10分毎に採掘によって複数の取引を含む新しいブロックがブロックチェーンに追加されます。各ブロックの生成時には、採掘者の報酬となる取引(コインベース)も同時に生成されます。
ビットコインは「始まりのブロック(Genesis)」から始まって、2015年10月現在で37万ブロックつながっています。
そしてこれからも10分ごとに1ブロックずつ積みあがっていきます。

ブロックチェーン
ブロックチェーンとは、ブロックの連鎖です。
ブロックは一つづつ積み重なっていき,この重なりのことをブロックチェーンと呼びます。あるブロックの上にたくさんのブロックがあるほどそのブロックが孤立ブロックになる可能性は少なくなります。
一般的には5つのブロックが積み重なれば孤立ブロックになる可能性はほぼ0になったと判定されます。
ブロックチェーンに保存されているの過去の全取引データはすべてのビットコイン・ユーザーで共有されます。

ペーパーウォレット
アドレスと秘密鍵を印刷し紙で保管する方法です。
長期の保管が主目的であり、完全にインターネットから遮断される為最も安全な管理方法です。
生成したらどこか安全な場所に保管してください。生成後はブラウザやPC、プリンタのキャッシュを削除しておくのが安全でしょう。
ペーパーウォレットを失ったり、火事で消失したりすると永久にコインを失うリスクがあります。
保管場所の選定には注意しましょう。
送金時にはインポート作業が発生するなど利便性が悪いです。

マイニングプール
マイニングプールは、複数の採掘者(マイナー)で協力して採掘(マイニング)を行う仕組みを指します。
マイニングプールでは、大勢が採掘に協力して条件をみたすナンスを探索します。
マイニングプールのサーバーから、ナンス以外のブロックヘッダーが与えられ、条件を満たすナンスを探索します。
採掘の結果、得られた採掘報酬(コインベース)を各採掘者の貢献度に応じて分配します。


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